【単体考察】ヘドロウェーブゲンガー【トリプル】
今回はゲンガーの単体考察です。
とはいえ、ヘドロウェーブを採用する(つまり遺伝技を使用しない)ことが前提ですのでご了承ください。
トリプルのゲンガーといえば、一般的にはメガゲンガ―にメガシンカして特性かげふみで相手を妨害するのが一般的でしょうか。滅びパのメガ枠で扱われていることが多いですね。
ですが今回は威力95の全体技ヘドロウェーブを持っているアタッカーとして考察してみます。
そもそも、毒技がトリプルで一貫する場面があるのでしょうか?
毒技を半減以下にするタイプは、岩、地面、毒、ゴースト、鋼 。
……なるほど。割とメジャーなタイプに半減もしくは無効化されそうですね。
ここで、このタイプのポケモンを呼ばないにはどうすればいいか考えます。岩、地面に抜群を取れて、メジャーな鋼のヒードランを呼ばない……つまり雨PTですね。
メジャーな毒タイプは、トリプルでは(メガ)ゲンガーとモロバレルですね。
メジャーなゴーストタイプは、トリプルでは(メガ)ゲンガーとギルガルドですね。
メジャーな鋼タイプは、トリプルではヒードラン、キリキザン、ギルガルドですね。
つまり結論から言えば、相手のゲンガーとギルガルドとモロバレルの対策ができれば、ヘドウェゲンガー+雨、がうまく刺さるかもしれないですね。
これ以降はPT単位の話になりそうなので、一旦置いておきましょう。
では、ヘドロウェーブゲンガーの考察を続けましょう。
そもそも、滅びの歌や金縛りのないゲンガーを使う必要があるのかというと、メガシンカするわけでもないのなら必要ないでしょう(公式はなぜハロウィンゲンガーにメガストーン持たせたし……)
C実数値182(理想前提)から繰り出される全体技威力95は、陽気ガブリアス(A182)の地震を特殊技にして、少し威力が劣る程度、でしょうか。物理と特殊を比較しているからか、いまいちピンと来ないですね。まあ、威嚇で火力が下がらないのは優秀ですね。
まあ、何はともあれダメージ計算してみましょう。全てC実数値182、持ち物命の珠、ダブルダメージを前提とします。
与ダメージ
H252振りニンフィア
■ダメ 127〜151 (62.8%〜74.7%)
確:2発
H4振りメガガルーラ
■ダメ 79〜95 (43.6%〜52.4%)
確:3発, 乱:2発(23.8%)
無振りファイアロー
■ダメ 107〜126 (69.9%〜82.3%)
確:2発
H252振りカポエラー
■ダメ 74〜87 (47.1%〜55.4%)
確:3発, 乱:2発(71.5%)
H252振りメガユキノオー
■ダメ 151〜179 (76.6%〜90.8%)
確:2発
ゲンガーの前でワイドガードするポケモンはいないでしょうから、割とヘドロウェーブ自体が防がれることはないと思います。しかし半減無効化されやすい技ということを念頭に置いて使わなければなりませんね。鋼と並べて、ヘドロウェーブ+地震、みたいなのも面白いかもしれませんね。
ではでは。